渥美充代さんのイタリア宣教を応援しよう!
-渥美充代姉妹より-la messe e'veramente Grande ma,gli operai sono pochi
「収穫は多いが働き手は少ない
だから収穫の主に収穫のため働き手を送ってくださるように祈りなさい」
マタイ9章37節、38節
イタリア、ミラノの冬を8年ぶりに訪問し、2回目の日曜日を迎えていた朝、神様は、このみことばをもって語られました。
私にとってミラノは、1997年から2001年まで声楽の勉強をしていた留学の地です。どこで礼拝を守られるだろうかと思っていた時に、神様は、韓国人の友人を通して、「ミラノ賛美教会」という韓国教会に導いてくださいました。そこには、日本語を話す韓国人の留学生がいて、いつも私の横に座って通訳をしてくれることになり、声楽を学ぶ韓国人留学生によるすばらしい聖歌隊の賛美の中、毎週礼拝をささげることができるようになりました。
そして2003年には、内村伸之宣教師夫妻が派遣され、日本人のリーダーを迎えた群れは、韓国教会の祈りと理解を受け、神様の豊かな祝福の中で成長していきました。
帰国した2001年から数年、私の思いは『献身したい』と言えるようになるまでに、時間をかけ変えられていきました。日本で教会生活を送る中で、自分の人生を使って「神様の働きがしたい」、「神様の恵みをもっと味わいたい」、そう強く思うようになっていったのです。
そんな中、「ミラノで仕える、神様の働きをする」という可能性について祈り始める機会を、帰国中の内村先生とお話しする中で与えられました。
「神様が行けと言われるところだったら行きたい」と祈りましたが、でもそれが ミラノなのかわからないまま、時間だけが過ぎていきました。
ミラノを思い出せば、冬の暗さと留学時代のさみしさがよみがえり、恐れでいっぱいになっていた時、神様は何度も、「わたしはあなたと共にいる、わたしがあなたの先を進む」と語ってくださいました。
そして主の前で静まり、神様の御声を聞き、献身の確信をするための10日余りの 休日が終わりに近づく頃、先のみことばの迫りを受けました。
働き手の少ないイタリアに私が行きます。
勇気を持って決断しました。
「あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て私が示す地へ行きなさい」創世記12章1節