春は来る

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なにが起こっていても春はやってくる。
時間は同じように過ぎていて
もう3月が終わろうとしている。

やってくる春にこんなにもやるせなさを感じたことが今まであっただろうか。
日差しが強くなればわれ先にと上着を脱ぎ陽を浴びているイタリア人を見ると
彼らにはきっと喜ばしい春なのだと勝手に思い込んでひとりで傷ついてみせる。
やれやれ。そんなことわかりもしないのに。

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夜が更け、朝が来る。
今までだってどこかで争いが、どこかで災害が起こっていたのだ。
新しく来る日がどこからくるのか、私たちは知る必要がある。

再び来る救い主を、油を準備して待つ者でありたい。




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渥美充代

Mitsuyo Atsumi






7月31日静岡県浜松市生まれ

国立音楽大学声楽科卒業後ロータリー財団奨学生としてイタリアミラノに留学。

ミラノ音楽院で声楽、kuniaki Ida国際演劇学校で演技を学ぶ。

日本に帰国後8年ぶりとなる2009年、ヨーロッパにいる日本人への宣教のために再びミラノへ。

95年新宿シャローム教会で受洗。現在ミラノ賛美教会にて奉仕。


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