はたして、私は本当に開いているのかしら。
最近よく考える。
開いているのはパフォーマンスで本当の本当のところは全く開いてないんじゃないのかな。
いやいや、そこは神様だけがご存知ならいいんでしょう。
そうか。
そう?
開くと素直はどう違うんだろう。
そもそも開くってなんだ。
でもこれって芝居をやっている時にたくさん考えたことですね。
段階は変わっているといいのだけれど。
クラウンの赤い鼻をつけてみんなの前に立つ。
『さぁ、私たちを笑わせて!』
言われるがままなんとかしてみんなを笑わせなきゃいけない。
「私はみんなを愛しています。みなさんもこの私を愛してくれる?」
そうやって、向こう側に座って私を眺めている人に赤い鼻をつけながら気持ちで語りかける。
この私を...という時に自己を卑下する気持ちは全くない。
コワイけどそのままで出るのだ。
その人が開いてるから周りも開く。
そんな人に私はなりたい。