ミラノ　ナヴィリオの夜

フィンランドからミラノの空港に降り立ち、

すぐさま耳にした大きな声の突き刺さるようなイタリア語に

ああ。帰ってきたと実感する。

うん。そうか。わたしはこれが苦手なんだ。

独特なリズムで相手を巻き込むイタリア語のテンポ。

普通にしゃべろうと思ってもわかってもらおうとかなり大げさに表現し続けるためか

自分のテンションに反して上げ続けたテンションがときどき悲鳴を上げる。

静まった日々をフィンランドで過ごしていた分、どれだけ無理矢理引っ張っていたか

伸びてしまった筋肉は北の異国で自分に馴染んできていたはずだったのに

帰ってくればそれは浮き出て迫ってくる。

まぁいいや。普通に話そう。もう通じるよ。

それはヨシとして、夕方友達とナヴィリオ地区（運河）のPizzeriaへ。

うん。やっぱりPizzaだな。Pizzaはおいしい。

ここは昔工場だったところで店の名前もそのままFabbrica（工場）

街には人もいなければ車さえ少ないのに、この地区には人が集まっている。

次のジェラート屋さんまでみんなで歩いているとアニメショップ発見。

日本ではおなじみのキャラクターばかりです。お。コナン（名探偵じゃないほう）もある！

ガンダムしかり。こちらはマンガです。

お台場にできた1/1ガンダムはイタリアからも観に行ってるマニアがいるんだとか。

おいしくて有名なジェラテリアで食後のデザート。

こうしてナヴィリオの夜は更けていきました。

さて、日本！