ミラノにおける日本文化年

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今年2009年はミラノにおける日本文化年だということで

ミラノではいろいろな催し物が行われています。

昨日もMilano Film Festival の「Invisible Japan」(隠れた日本)部門に出品されていた

10作品の中の一つ「めがね」を観に行ってきました。

 

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萩上直子監督「めがね」

 

 

 

 

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整理券をもらい開場まで待ちます。

MITOとは協賛のミラノ・トリノ音楽祭のロゴ。

002.JPGのサムネール画像

たくさんの人!

映画「めがね」のおもしろさがわかるのかなぁ...と頼まれもしないのに心配になってくる。

でも、なんていったって無料ですからね。

「金かえせ!」と私たちが言われることはないでしょう。

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こじんまりとしているけどきれいなSala Cinema. 椅子もよかった!

 

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関係者のあいさつがあり、作品の紹介などがあって本編が始まりました。

 

なによりもここで日本の映画が観られるのがうれしい。

なんでも吹き替えてしまうイタリアなので不安になりましたが字幕上演でホッとしました。

小林聡美やもたいまさこがイタリア語話してたら逆にがっかりだもんね。

上演中はいろんなところから笑い声やおいしそうなごはん(この映画はこれが特徴)に

感嘆の声が上がっていました。

上演終了後には会場内に拍手。あたたかい雰囲気です。

 

Megane.jpg

観に行った私たちもすっかりお腹がすいてしまって

帰りのトラムではもうすぐ23時が半分過ぎそうな腕時計を眺めながら

眠気と空腹と戦っていたのでした。(この体操の話をして気を紛らしていました(笑)

 

他には北野武作品や、イタリアで人気の高い塚本晋也監督の作品、

西川美和監督の「ゆれる」や吉田大八監督の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

他にはもちろん宮崎アニメも紹介されていました。

 

ミラノにおける日本文化年は来年春まで続きます。

http://www.giapponeinitalia.org/

ミラノ・トリノ音楽祭 「めがね」の紹介

http://www.mitosettembremusica.it/it/programma/22092009-2100-megane-glasses-centre-culturel-francais-de-milan.html

 

 

コメント(2)

またまたコメント(笑)

メルシー体操だね!!何だったっけ?!と調べちゃったよ。
ゆる~い感じがいいよね♪
たまにはこうしてたそがれたい。

もたいまさこがイタリア語話していたとしたら、確かにがっかりしちゃうよ。
というか、あの感じは出せるの?!と(笑)

>konao
そうそう!
あの感じはそのままのものをそのまま受け取ってもらうしかないよね。
でも大事なキーワード「たそがれる」は字幕で「aspettare la sera」(夕方を待つ)って訳されていたよ。
まぁ、それでいいのか(笑)


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渥美充代

Mitsuyo Atsumi






7月31日静岡県浜松市生まれ

国立音楽大学声楽科卒業後ロータリー財団奨学生としてイタリアミラノに留学。

ミラノ音楽院で声楽、kuniaki Ida国際演劇学校で演技を学ぶ。

日本に帰国後8年ぶりとなる2009年、ヨーロッパにいる日本人への宣教のために再びミラノへ。

95年新宿シャローム教会で受洗。現在ミラノ賛美教会にて奉仕。


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