週末に見る夕焼けはなんだかいつもノスタルジック。
建物や街路樹や街ゆく人々はかわらずイタリアなわけだけど
どこからか夕飯を準備しているにおいがしてきそうな気になる。
見知らぬ人の家の前を通りながら
「今日はカレーかぁ」なんて。
滞在許可書の更新が近づいてきていて
夕焼けを見ながら来た日のことを思い出していた。
一年半たって、いま日々の生活の中でムクとわきあがる不満など
その日眠る場所があって、シャワーからは温かいお湯が出てきて
そんなことさえあたりまえじゃないと感謝したあの時のことを思えば
なんてことはない。
すべてが恵みじゃないか。
でも夕焼けはいけない。
帰りたくなる。
つながっている空のむこう。1万キロ離れた慕わしいふるさと。
懐かしい欧州の夕暮れをありがとう。
姉さん、いつも祈ってるよ!
>光子
光の子光子よ、いつもありがとう。
仙台の空ともつながっているね。