2010年6月アーカイブ

Ciliegie Durone サクランボ。中まで赤黒い実。
甘くておいしい。

季節の果物はその時の思い出とセットになっている。
私は去年オフィスでおやつに出されたことを思い出した。
その時の仕事の苦さも思いだしちゃった。
サクランボの甘みとのコントラスト。

今日は家で毎週水曜日の夜開かれている聖書の学びの後、みんなで食べた。
その時のことを思い出すこともあるんだろうか。

６月が終わっていく。
部屋で扇風機を回した。

日本対パラグアイの試合を家の近くのBarで観戦。
いやぁ。残念でしたね。

ここイタリアはチームが予選１次リーグで敗退してから早５日。
イタリアのみなさんは、今、まだワールドカップが行われているということを
歴史的敗退の事実と共に意識的に記憶から消そうとしているのか
家の近くのBarを何件か聞いてまわったけれど
どこも「試合まだあるんだ」的な反応。
店内もごらんの通り貸し切り状態です。



そしてSKYが入っているBarにたどり着くも
今日は朝から接続が悪いと言われ、なかなか観れず、
前半中はずっと流れ続けているテレビショッピングの映像を観ながら（ずっとルビーを売っていた）
一緒に観に来ていた内村先生のiphoneのツイッターで試合状況を追う始末...。




気の毒に思ったのか最初に接客してくれた店員さんが何回もリモコンを持ってトライ。
アニメのポケモンが映った。それも日本だけどね。今日観たいのはその日本じゃないの。

そして、やっと観られるようになったときには
前半が終了し選手たちがロッカールームに向かうところでした。
でも映ってよかったー。

試合は今大会初めての延長戦。
そして店内は結局貸し切り状態のままPK戦へ突入。
いやぁ。悔しいっ。本当に残念でしたね。
でも堅固な守りで一点も入れさせない粘り強さは日本の特徴としてたくさんの人の心に
刻まれたのではないでしょうか。

日本！よく頑張った！

Barからの帰り道は歩きながらも悔しさが増す日本人の私たちと
いつもと変わりない日の夕方の風景の中のイタリア人とに
同じ風が吹いていました。

今の時期よく見かけるラベンダー。
触ると強い香りが指にうつります。

イタリア人にとってはタンスの防虫剤のイメージだそうで
それ以上に特別な印象はないのだとか。

ウィキペディアを見てみたら属名のLavandulaは「洗う」というラテン語に由来するんですね。
イタリア語でも「洗う」はLavare。
なるほど。

日本では北海道が有名でしたよね。
ミラノは札幌と同緯度というけれど、夏はいつもこの暑さで？と思ってしまいます。
ラベンダーは高温多湿が苦手と書いてあったけど
日本の比ではありませんが最近はこちらも多湿気味。

今日エアコンが入っている場所に（めったにない）行ったら
わたしの中に眠っていた
ちょっとでもエアコンの風を喜ぶワタシが目を覚ましてしまった気がしました。

って言ってもいらないけどね。エアコンは。

帰りの空。
ツバメがたくさん飛んでいました。
小さい点が見えますか？

ツバメが低く飛ぶと次の日は雨なんでしたっけね。
空高く飛んでいると何なんでしょう？

華やかなピンクの紫陽花。
こんな色の紫陽花があるんですね
雨に濡れたらより色が濃く見えそうです。

今日日本では寝不足の方も多いのでしょうかね。

なんと、イタリアが１試合も勝つことなくワールドカップから姿を消すことになりました。
新聞の「vergogna」とは、恥ずかしい、みっともない、という感じかな。
Cannavaro(写真の）も最後のワールドカップになるだろうに。
監督が全部私のせいだと言っているらしいですね。

街は静まりかえっています。
昼間出ていた国旗も夕方には降ろされていました。

そして日本が勝ちましたね！スゴイ！
っと言っても今日は礼拝があったので試合が終わってから知りました。

前回の優勝国とまったく期待されていなかった国。
こんな日本にオドロキ。そんなイタリアにガッカリ。。

突撃するヨネスケさんは冷蔵庫の中も見るんでしたっけ？？
我が家の冷蔵庫は段ごとに分かれていて、私の棚はこの２段目です。

今はトマト率が高いですね。
トマトにトマトソース
普段はチーズ率も負けずに高いです。
今日も左上はモッツァレッラ。



イタリアのプーリア産のピカデリーという品種のトマト。
とっても甘い。

Ormai...（もはや）トマトを食べていないと落ち着かない体になってきたみたいです。

今日うちに来たさちえさんが持ってきてくれた
パスティッチェリアのお菓子。
ひとくちサイズのケーキみたい。
白鳥は美しい。反り方が絶妙だ。

今日は風が気持ちよかったな。
日差しはやわらかく、風は乾いていた。
こんな夏もいいかな、と思い始めた。

今日は夏至。
昼が一番長い日。
１９時の空。
１９時はまだ昼。

昨日１５℃まで下がった気温が今日は１０℃以上上がる。
昨日の夜は寒くてしまってあった毛布をまた出した。

これから夏本番だと思っているのに日が短くなっていくのがなんだか寂しい。
でも今年はなんだか変な天気が続いてるな。

でも個人的には暑い夏希望。
イタリアの夏の後の、日本の夏の体験も希望！
８月に帰りたい人、ハイ！

今日は日本時間１３：３０からの新宿シャローム教会の第三礼拝で
証しの時間をいただいたためイタリア時間の朝６時にスタンバイ。

そしてつながる新宿ーミラノ。
久しぶりにみんなの顔が見れて感激！！
証ししながらも神様のすばらしさに自分自身が感動。

その後１１時半からのピアチェンツァの礼拝のため１０時半にミラノを出ました。
今日ははじめてピアチェンツァの音楽院で学ぶ日本人の方が礼拝にいらっしゃいました。
伝えられた福音が彼女の中でどう育っていくのか、私たちはただただ祈るばかりです。

お昼はビビンパ！
チヂミもあるよ！
白ゴマたっぷりのキュウリとわかめの冷製スープもおいしい。

そして１５時からの礼拝にミラノへ戻る。
会堂の工事が進んでいて今日からこうして後ろ半分に移動。

収穫を感謝して刈り取るための７つの鍵として内村先生のメッセージ。
日本語で聞くメッセージが体中に染みわたる。

「福音を伝えることを何か特別なことと感じていませんか？
福音を伝えるということは人を愛することです。」

人を愛する、人に愛を示すことだけしか、
それしかできないと思っていた私にとって
それこそが、福音を伝えていることなんですよ、というメッセージは
本当に大きな励ましでした。

そして日本人の有志メンバーで捧げた特別賛美。



最初は韓国語で賛美。




♪ひと～つに～　なあって～　あ～ゆもう

２番からは日本語で賛美しながら
ポド（スモールグループの名前）メンバーによる振り付けと一緒に。

♪私たちは　手を取りあおう
主が定めていた　この出会いを
どこでもいこう　主のためなら
何でもできる　君とともに

一つになって　歩もう
天の父の　愛の中で
待ち望みつつ　祈ろう
主の愛があふれるよう

御霊に満たされて踊っているみんなと
静かに見守りながらも涙を流して聴いている韓国人の兄弟姉妹を見たら
賛美をしている私たちの方も胸がいっぱいになってしまいました。

長かった一日。
どこからどこまでが一日なのか日本とイタリアでは違うけど
ネットで日本にいるみんなとつながったことで
それよりも私たちは主にあって一つとされていて
つながっているんだと、神様が私たちに同じように語られているんだと
気づかされた一日でした。

神様に感謝をささげます。

こんな景色からこのカメラ通して新宿シャローム教会の第三礼拝に少しだけ登場します。
では。
後ほど。

初めは冷たいごはんとチーズなどとの組み合わせにギョッとするけど
食べてみるとさっぱりしていてとってもおいしい。

お米もいろんな食べ方があるんですね。



今日は朝からすっきり晴れて外で食べるごはんも気持がよい。

Duomoからも近いオフィスのほうにもちらほらと外国人の旅行客が歩いていました。
もうバカンスなんですね。

イタリア人も雨の後の太陽にソワソワ。
サングラスの下の目はもうすでに今年過ごすバカンス地を見ているに違いありません。
まだ6月だよー。

買ってよかったな、と思う物に電子辞書があります。
イタリア語や英語のメールを読む時、電話をする前、しながら、
仕事道具としてもうすでに手放せなくなっています。

この薄い一台の中にいったい何冊の辞書が...って
ジャパネットたかたの社長（まだやってる？）を思い出しちゃうけど
調べたら調べっぱなしじゃなくて覚えていかないとね。

でも最近はイタリア語、英語だけじゃなくて漢字も書いてないから忘れてるわー。

いつもの帰り道にある紫陽花もすっかり色づいてきた。
今日は朝から雨が降って日本で見られるような空の色と紫陽花。
やっぱりジリジリ太陽に照らされているよりしっくりくる感じ。



いろんな種類があるのね。

小花が集まってるようでなんともかわいい。

止まって何枚も写真を取っている私の後ろをイタリア人が不思議そうに通っていった。

W杯が開幕して今日は日本の試合とイタリアの試合がありました。
昼に道で会ったセネガル人とは日本がカメルーンに勝つのは難しいんじゃないかと話しました。
「だってインテルにいるエトーがいるからね。
でも今回はセネガルは出てないから日本を応援するよ。」と。

日本勝ちましたね！
ミラノにいても試合が見れるインターネット時代。スゴイ！

その後のイタリア-パラグアイ戦。
今日うちの中庭が静かだったのは1階にあるPizzeriaが月曜日でお休みだったからだと
少ししてから気づきました。
イタリア戦は同点で終わったみたいです。
試合後のイタリアの監督インタビューを見たけれど
W杯始まって今日まで見た試合の中でよかったチームは？という質問に
韓国と日本と答えていました。
ホントかな？他のチームはどうしたんだという皮肉も伝わってきたけど。

韓国も強い。
日本も頑張ってほしい！

ミラノのTuratiという場所にある教会。
美しくしっとりと落ち着きのある教会です。
今日はいつも私たちが借りている教会が会堂修理で使えないため
ここで礼拝を捧げられることがゆるされました。

ここは１４年前ミラノ賛美教会が始まった場所です。



私が初めてこの教会に来たのは1998年の3月。
６月になると教会創立２年を迎えると聞きました。
その1年後にはこうやって聖歌隊に入って韓国語で賛美を捧げるようになります。

１４年が過ぎ、節目である１５年のスタートに
ここで礼拝がささげられることが本当に感慨深いと牧師先生。
私もいろいろなことを思い出し、こうして今ここに自分がいる不思議を思いました。

牧師先生と最初にあいさつした時の握手の手の感覚。
賛美の時の立ち位置。
出会ったたくさんの人々。
またその時の自分の信仰と今の信仰。



ミラノでの1年が過ぎ、そのタイミングでここに戻らせてくださった。
神様からの語りかけを私はすべて聞きとれているのだろうか。

身の引き締まる思いと、これからの神様のご計画がどんなに大きいのだろうと
改めて主の前にひざまずいて従い聞く時となりました。

甘い香りに誘われてネクタリンを買った。
部屋中に香りが満ちる。

それにしても土曜日は骨も筋肉もちゃんと立つのを拒んでいるみたい。
おまけにメガネで一日過ごしたら
フレームの外に見えるぼやけた景色がさらに私をぼーっとさせた。
無意識に口が半開きになってなかったかな。

窓の外からは遊ぶこどもたちの声。
いい風が入ってきた。

Barのcaffe macchiato。
ホッとする瞬間。
Cappuccinoではよくやってもらうけど、このミニサイズのスマイルもかわいい。
マクドナルドじゃないけどこのスマイルは０円です。

さあ！
週末だ！
私もスマイルになるー！

日本ではそろそろ梅雨入りですか？
こちらも蒸し暑い日が続いています。
雲行きが怪しいなと思っていたらやはり夕方になって雨がざっと降りました。

今日は木曜礼拝で日本語で賛美を捧げ、日本語でメッセージを受けました。
一言で言うなら栄養補給された感じです。
血となり肉となっていくのはまだちょっと時間がかかるけど。

木曜日まで来るとパタパタと日曜日まで過ぎていきます。
ここからが早い。
一日だって同じ日はないのだけれど。

仕事帰りに思いがけず結婚式に遭遇。
ライスシャワーはみんないっせいにかけるものなんだとはじめて知った瞬間でもありました。
もっと、ふわり的なものかと思ったらお米が勢いよくふりかけられています。

昔、新郎に向かって「こんにゃろ！」とふざけてフラワーシャワーのお花を
ぶつけている参列者を何回か見たことがあったけど
お米はより痛そう。

おめでとう！
Auguri！

今日もすっかり遅くなってしまった。
今日返事をしなくてはいけないもの、クレーム処理、
お客さんあてに送る文章もひとつひとつ気を遣って組み立てる。
なるほど。
日本の会社勤めのお父さんたちもこうやって仕事が終わるのが遅くなっていくんだな
などと考えてみる。

休日の喜ばしさも、仕事の大変さも、この仕事を始めなければわからなかったことだな。

帰り道目を上げるとDuomoが浮きでて光っていた。
風はなんだか生暖かかった。

今日の昼間、修理の人が来てくれてわが家の洗濯機が直りました！
フタの中の修理だけで、フタそのものを取り換えるところまでしなくて済みました。
ヨカッタ！

みほちゃん　　　　「みつよサン！フタがカチッと閉まります！」　
私（撮りながら）　「おお！」

今回の修理のスゴイことは
①金曜日に電話して土日をはさんですぐに月曜日に来てくれた
②来る２０分前に携帯に「今から行きます」電話があった
③怪しい代金を請求されなかった
④ちゃんと直った

です。

日本ではあたりまえなことだと思いますがものすごくうれしい。
修理に来てもらって、直る、ただそれだけのことなのに
無事済んだことがイタリアで生きていけるよと及第点をもらえたかのよう。

これからお洗濯に気合いと力はいらなくなりました！
それがフツウ！

公園に着くと礼拝場所までトロッコで移動します。

今日はハンナも一緒です。

ロバがいました。他にも羊や鹿やヤギや馬など、ちょっとした動物園みたいです。

そして聖歌隊の賛美で礼拝が始まります。
外で響く歌声もまた格別！

牧師先生は拡声器を持ってスーツでメッセージ。
熱い暑いメッセージ！



礼拝後日本から帰られた内村先生のお誕生祝い。
おめでとうございます！

その間に男性は肉を焼きに入ります。
肉を焼くのは男の仕事なのさ～！

もちろんキムチもあります。

キムチにお肉、白米と黒米。
野菜スティックにコチュジャンをつけて食べるのがなんともおいしい！！
次から次へたくさん出てきて食べきれないほど食べましたぁぁ。

外でみんなで食べるごはんはやはりおいしい！
今日も礼拝をささげ力を受けました！
あしたからの仕事にもパワーがにんにくの香りとともに満ちることでしょう！



そしてちょっと番外編。
なんと。



賞品プレゼントタイムでエスプレッソマシーンが当たりました...。スゴイ！



さっそく淹れてみると...
フィルターをセットしてボタンを押せばあっという間に出てきます。
これ、スゴイね。
いつかほしいなぁと思って実は昨日のお散歩の時に入ったデパートで
見ていたのでした。
こんなかたちで受けとれるなんて。神様ありがとう！



ということで、感謝していただきます。（ちょっとまだ軽く戸惑い中）

土曜日のお買いもの通りを散歩。

日差しだけじゃない。
気温も上がってきた。
あっという間にとけだすイチゴとレモンのジェラート。



いつもにぎわっているこのお肉屋さんのお肉たちはそりゃものすごい存在感で
吊るされている生ハム（かたまり）とサラミにしても
うっすらとこれって吊るされるものなんだ（？）と思いながら
その迫力に押されてどぎまぎしちゃいそうでまだここで買ったことがない。

今日は暑いからね、お肉はやめよう。
野菜にしよう。野菜を食べよう。

それにしてもむっと暑い。
きっとこれからどんどん暑くなるぞ。

Bar の空間が好きで留学生活を終えて日本に帰ってからもよく懐かしがっていたっけ。
おしゃれなカフェとも日本の喫茶店とも違う。
忙しさがはみ出している感じのBar こそいい。

食洗器に放り投げ入れられる皿やカップのぶつかる音。
バリスタがcaffe'をいれる時の流れるようなテンポと音。
彼らにはもうリズムがあって息をするように自然。
本当はcaffe'をいれたことさえ覚えてないくらいだったりして。

このBar はみんな親切でごはんもおいしいのでよく行くのだけれど
お店の気取ってない感じとベネチアングラスの照明の優雅さ
このアンバランスがこのBar の特徴かも。

牧師館に行くといつも玄関にお迎えに来てくれるイヌのハンナさん。
今日も笑顔で迎えてくれました。（そんな顔してた）

ブザーが鳴ると誰よりも早くドアの前に向かいます。
人間のお父さんかな。お母さんかな。
もう少し。
もう少し。

待っています。
早く帰ってきてね。

問題はやはりフタにあることが解体（！）したことによって明らかになったわが家の洗濯機。
今日は大家さんも様子を見に来てくれました。

結局修理に来てもらうのがいいみたいです。
フタの取り換えを依頼します。

自分ではもう一度組み立てられそうにないから
解体するという発想が私ひとりじゃ湧いてこないけど
みんなで暮らしているといろんな知恵が出し合えるからいいね。

でも何よりも気合いとか力とか勢いなしで
早く普通に洗濯機が使いたいです。